日傘の「完全遮光」をかしこく選んで、紫外線から肌を守る方法

日傘の「完全遮光」をかしこく選んで、紫外線から肌を守る方法 日傘
日傘の「完全遮光」をかしこく選んで、紫外線から肌を守る方法

日傘の完全遮光とは、「100%太陽光を遮る」という意味です。

だから、あなたは完全遮光日傘を使えば、紫外線を完全にカットできると思っているのではないでしょうか?

これが本当ならすごくうれしいのですが、残念ながら違います。
完全遮光日傘を使っても、紫外線を完全にカットできる訳ではありません。

完全遮光日傘は、その特性を理解して、正しい使い方をすることで、あなたの肌を効果的に紫外線から守ることができます。

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完全遮光日傘の知られざる3つの真実

世の中には、たくさんの完全遮光日傘が販売されています。
でも、それらすべてが紫外線を100%カットできるわけではありません。

もし、名ばかりの完全遮光日傘をつかってしまうと、肌に紫外線のダメージが蓄積して、シミやシワの原因になってしまいます。

そうならないためにも、まずは、完全遮光日傘3つの真実を知ってください。

①「完全遮光日傘」でも完全遮光とは限らない

日傘の紫外線カット効果を示す指標に、『完全遮光』『遮光率100%』という表示名は存在しない

日傘の紫外線カット効果を示す指標に、『完全遮光』『遮光率100%』という表示名は存在しない

日傘の見た目で「紫外線カット効果がどれぐらいあるのか?」は判断できません。
そのため、紫外線カット効果を使用者にわかりやすく伝える指標があります。
その指標とは、『遮光傘』や『一級遮光生地』といった名称です。

1963年3月に全国の洋傘製造業者有志により、洋傘の品質向上、安全性、ファッション性、機能性の向上を目的に設立された日本洋傘振興協議会(JUPA)がこのように設定しています。

日本工業規格(JIS規格)試験に基づき、遮光率が99%以上の生地を使用した日傘を『遮光傘』。
そして、遮光率が99.99%以上の生地を使用した日傘を『一級遮光傘』と呼びます
日本広告機構より抜粋)

日本洋傘振興協議会(JUPA)が、こういった一律の呼び方および基準を設定しているのは、洋傘業界全体および使用者である消費者を保護するためです。

このような一律の規定を作らなければ、洋傘販売者が好き勝手な言葉を作ります。
その結果、使用者が混乱してしまい不利益を受けてしまいます。

このように日傘の遮光率の基準を定めることは、消費者保護の観点から見ても非常に大切なことです。

一方、『完全遮光』には、何の基準も取り決めもありません。
一部の傘メーカーが、自分たちだけで作り出した言葉です。

そのため、もし完全遮光性能がなくても完全遮光日傘と名乗ることができます。
つまり、完全遮光と書かれていても紫外線を100%カットできるとは限りません。

②「完全遮光」の生地を使っているからと言って、完全遮光とは限らない

完全遮光に基準がないのも困りものですが、

  • 完全遮光が「日傘」自体の性能なのか?
  • 日傘に使用されている「生地」の性能なのか?

が説明されていないことがあります。

もし、完全遮光が日傘事態ではなく生地の性能である場合、完全遮光日傘を選ぶ際に大きな問題になります。

日傘を作る際、生地を裁断・縫製して作ります。
日傘の形状や使用方法等により、その遮光率は個別に違います。

そのため、完全遮光生地を使っても、レースや刺しゅうの有無、縫製や日傘のデザインによって、紫外線カット効果が弱くなります。

レースの日傘は、完全遮光効果が弱くなる

レースや刺しゅうの施された日傘は、レース部分の生地が薄くなり、紫外線を通しやすくなります

 

レースの日傘の場合

レースや刺しゅうの施された日傘の場合は、レース部分の生地が薄くなり、紫外線を通しやすくなります。
レースの日傘は、見た目は涼しげですが、完全遮光効果はありません。

刺しゅうの日傘の場合

刺しゅうの場合は、刺しゅうをするときに、生地に穴が開くので、紫外線カット効果が落ちます。
刺しゅうされた日傘は、見た目は豪華に見えますが、紫外線カット効果が落ちてしまいます。

珍しい形状の日傘の場合

また、珍しい形の日傘も問題があります。
日傘の形状を珍しい形にしようとすると、縫製する箇所が増える場合があります。
縫製の箇所が増えると縫製部分に、どうしても穴が開くために紫外線カット効果が落ちます。

③「完全遮光日傘」でも100%紫外線を防げない

完全遮光100%の日傘を使うことで、太陽光を完全に防ぐことはできます。
でも、建物や地上からの照り返し・空気中の反射光を防ぐことはできません。

「完全遮光日傘によって、完全に紫外線から守られている」と誤解することで、太陽光による地面や建物からの照り返しや空気中で生じる反射光に無防備な状態になります。

横や下から浴びる紫外線は日傘の裏側がちょうとパラボラアンテナのような役割を果たすため、照り返し光は顔に集中します。

照り返し光は、太陽光に比べて、紫外線量は少ないですが、顔に集中することで肌へのダメージが蓄積されていきます。
その結果、あなたの無防備な肌は、紫外線にさらされて、シミの原因になります。

どんな優れた日傘でも、それだけで完全に紫外線を防げないことを肝に銘じてください。

完全遮光日傘を正しく見極める5つのポイント

完全遮光と書いてあっても信じることができない。
いったいどうやって本当の完全遮光を見極めればいいのか?

本当に悩ましい問題です。

そこで、ここからは完全遮光日傘を正しく見極める方法をご紹介します。
ポイントは以下の5つです。

  1. 一級遮光日傘を選ぶ
  2. レース生地や刺しゅう、変わった形状の日傘を避けて選ぶ
  3. 日傘の裏地は、黒色を選ぶ
  4. 遮光シートが使用されている日傘を選ぶ
  5. 完全遮光性能の情報を公開している日傘を選ぶ

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1.「一級遮光日傘」を選ぶ

「完全遮光」には、遮光率の検査が義務付けられていません。
そのため、完全遮光という言葉だけで日傘を選ぶことはできません。

だから、第三者機関で遮光率を確認された一級遮光日傘を選ぶことが重要になります。
一級遮光日傘は、遮光率99.99%~100%であることが第三者機関で立証されているので安心です。

余談ですが、よく遮光率100%と遮光率99.99%の日傘は紫外線カット効果がぜんぜん違うと宣伝している日傘メーカーがありますが、これは嘘です。
実際に、遮光率100%と99.99%を比較実験してみましたが、ほとんど差はありません。

逆に、このような誤解を招く宣伝をしているメーカーの日傘は避けたほうがいいでしょう。

2.レース生地や刺しゅう、変わった形状の日傘を避けて選ぶ

いくら遮光率100%の生地を使ってもレース生地や刺しゅう・形状が特殊だと、紫外線カット効果は弱くなります。

女性がかわいいものを好むのは理解できるのですが、紫外線から肌を守るほうが重要です。
だから、レース生地が使われていない、刺しゅうのない一般的な形状の完全遮光日傘をおすすめします。

3.日傘の裏地は、黒色を選ぶ

紫外線の乱反射を防ぐために、日傘の内側は黒色のものを使いましょう

紫外線の乱反射を防ぐために、日傘の内側は黒色のものを使いましょう

完全遮光の日傘でも建物や地面からの照り返し光には無防備です。
日傘の裏側に当たった紫外線は、顔に集中して肌に刺激を与えます。

日傘の裏側が明るい色だと乱反射を起こすので避けましょう。

そのため日傘の裏地は、できるだけ暗い色、できれば黒色を選びましょう。
黒色は紫外線を吸収するので照り返し光による肌の刺激を軽減します。

4.遮光シートが使用されている日傘を選ぶ

完全遮光日傘を正しく選ぶことで効果的に美白を守ることができます

メリットとデメリットがわかれば、正しく日傘を選べます

完全遮光の性能を発揮する方法は、大きく分けると以下の2つです。

  • 遮光コーティング
  • 遮光シート

性能は同じですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
あなたの目的に合った方を選びましょう。

遮光コーティングのメリットとデメリット

遮光コーティングとは、日傘の裏に遮光効果のあるスプレーが塗布してあります。
スプレーすることで、日傘の裏を薄い膜でコーティングします。

遮光コーティングには安価で遮光効果が得られる反面耐久性が弱いというデメリットがあります。
遮光コーティングは、使うたびに劣化していきます。
また、時間の経過でも劣化していきます。

劣化すると、遮光コーティングがはがれて、どんどん遮光率が落ちていきます。
こうなると、もはや完全遮光日傘をは言えません。
紫外線を通して、シミ・シワの原因になります。

私自身、日傘を開発する際に、いろいろな日傘を取り寄せて、耐久性テストを行いました。
その際、安い完全遮光日傘は、すぐに遮光コーティングがはがれて、遮光率が落ちてしまいました。

遮光コーティングがはがれていることに気づかずに、安い日傘を使って紫外線を浴び続けると、あなたの美白は奪われて取り返しのつかないことになります。

ただ、短期間(1シーズン)しか使わないのであれば、安価なためコスパがいいと言えます。

遮光シートのメリット・デメリット

遮光シートとは、日傘の生地に内側に遮光性能のあるシートを貼ります。

メリットは、耐久性が高く、生地が破れるまで、完全遮光性能が発揮されます。
デメリットは、どうしてもスプレーするよりも手間と技術が必要となるために、コーティングより高額になります。

以前は、生地が分厚くなって重くなるデメリットがあったのですが、最近は遮光シートを使っても軽い生地が開発されました。
高額なのが難点ですが。。。

長い目で見ると遮光シートを施した日傘のほうが耐久力が高く長い期間使えるのでおすすめです。

5.完全遮光性能の情報を公開している日傘を選ぶ

第三者機関やメーカーが独自にテストして、その内容を公開している日傘を選びましょう。

完全遮光とだけ書かれているのではなく、第三者機関の証明書やメーカー独自にテストしている結果を公表している日傘は信頼がおけます。

また、テスト結果は、日傘の生地だけではなく、日傘そのものがもつ完全遮光の効果を証明するものが望ましいです。

たとえば、当社では実際の紫外線を浴びる環境で日傘本体の検査結果を公開しています。

日光が安定している(雲がない)状態で複数の日傘を差し、顔付近の紫外線量を、紫外線量測定器で計測。美白日傘のみ紫外線量が0でした。
(撮影日:2018年7月15日(晴れ)、最高気温:36.1度、湿度63%)

逆に、完全遮光とだけ宣伝している日傘を避けるのが賢明でしょう。
先ほども言いましたが、完全遮光という言葉には、何の基準もないので、日傘を選ぶ要素になりません。

完全遮光日傘のかしこい使い方

完全遮光日傘を手に入れても、使い方が間違っていては、宝の持ち腐れです。
そこで、ここでは完全遮光性能を100%活かす日傘の使い方をご紹介します。

日傘は太陽を遮るようにして持つ

日傘は太陽を遮るように持つのが基本です。
紫外線を浴びながら雨傘のように肩にかけている人がいますが、これでは意味がありません。

日傘を肩にかけると紫外線を防げません

重い日傘だと持ち続けられず、肩にかけて使うことが。でもこれだと紫外線は防げません。

いかに日傘の陰で体を覆えるかがポイントです。
日傘は太陽を遮るように持ちましょう。

日傘を賢く持つと日焼けしない

軽い日傘だとしっかりと手で持ち続けられるので、紫外線カット効果が万全です。

場合によっては、手首の力だけで日傘を支えることで非常に疲れることがあります。

少しでも楽に紫外線を避けるなら、できるだけ軽量な日傘がおすすめです。

日傘と顔の距離は30㎝以内

完全遮光日傘は、顔から30㎝を目安に使いましょう

完全遮光日傘は、顔から30㎝を目安に使いましょう

日傘と顔の距離が30cm以内になるように短く持つのがおすすめです。
日傘と顔の距離が離れると、受ける紫外線が増えます。

これは単純に、日傘との距離が離れることで、日傘の影が小さくなるからです。
雨傘のように傘と顔を離しすぎると紫外線カット効果が減少するので注意してください。

常に携帯する

日傘は、日中の外出時に使用します。
反面、建物に入ったり、夜になると必要がありません。

そのため、使用しないときは収納しやすい携帯性に優れた折り畳み日傘がおすすめです。
使用しないときは、カバンの中や車の中にしまえるので使い勝手がいいです。

まとめ

完全遮光を見極めて、かしこく選ぶには5つのポイントがあります。

  1. 一級遮光日傘を選ぶ
  2. レース生地や刺しゅう、変わった形状の日傘を避けて選ぶ
  3. 日傘の裏地は、黒色を選ぶ
  4. 遮光シートが使用されている日傘を選ぶ
  5. 完全遮光性能の情報を公開している日傘を選ぶ

そんな完全遮光日傘をかしこく使うには、以下の2つをおさえておきましょう。

・軽量日傘を選ぶ
・折り畳み日傘を選ぶ

これらポイントをしっかり守って、あなたの美白を紫外線から守ってください。

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