日傘は、太陽から降り注ぐ紫外線を物理的に防ぎます。
特に、日焼け止めを塗りたくない敏感肌の方にとっては、最適な紫外線対策アイテムです。
日傘は、肌に直接触れることがないので、どんなに敏感肌でも安心して使えます。
つまり、日傘のように物理的に日陰を作って、直射日光を防ぐことが肌にとって一番安全な方法と言えます。
敏感肌でも、安心して使える日傘ですが、使い方によっては周りに迷惑をかける場合があります。
そのため、日傘を使いたいのに、遠慮している人もいます。
日傘で歩かれるの、マジ迷惑。と、通り過ぎの人の顔に書いてありました。。半開状態で歩いてます。
— 清水ミチコ (@michikoshimizu) July 10, 2018
日傘さしてると何も迷惑かけてないのに悪いことしてる気分(人混みでさすのは別)になるのは私だけ?まあ気にせずさすけど
— (@2OO9_4) March 3, 2021
今日の晩ご飯はオムライスとサラダ、スープ。娘の体育祭の観戦で炎天下でバッチリと日に当たってしまい、日焼けしてしまって赤ら顔に。 一応日傘を持って行ったのですが、観客席が混んでいて差すと迷惑になりそうだったので「ま、いっか」と遠慮してしまいました。え~ん。(^^;)
— 片瀬久美子 (@kumikokatase) June 1, 2010
確かに、人に迷惑をかけないことは大切です。
でも、紫外線対策に有効な日傘を使わないのは、もったいないですよね。
周りに迷惑をかけない日傘と使い方
どうせ日傘を使うなら、できるだけ周りに迷惑をかけずに、気持ちよく使いたいものです。
ここでは、迷惑をかけない日傘と使い方を解説します。
人が密集している場所で日傘を使うと迷惑に感じる理由
人が密集した場所で使うと通行の邪魔になる場合があります。
特に、都市部の繁華街や駅周辺などです。
日傘は、通常の日傘で100㎝、折りたたみ日傘で直径85㎝ほどの大きさがあります。
人が余裕をもって通ることのできる幅は70㎝です。
人が密集している場合だと、その幅は50~60㎝程度になります。
このような場所で日傘を使うと、通常の2倍の幅を占有することになります。
通行人からすれば、本来2人通ることができるのに、一人しか通ることができないために迷惑に感じます。
特に、人口が密集している場所は、急いでいる人が多いために、この傾向が強くなります。
歩きスマホよりも人混み日傘の方が迷惑だぞ。頼むから人混みでは日傘を畳んでくれ
— じょーかーー (@hys_teria) August 4, 2014
日傘はいい。荷物になるけど、暑さで倒れるよりはいい。
でもリプ欄にもあるように、日傘を使う人の中には、混雑した中や近くに人がいる時でもお構いなしな、他の人に迷惑をかけても人がいるのが、日傘を使うことの抵抗になってるところはあると思う。— あずきういろう (@azukiuirou) June 26, 2018
川下り先頭に乗り損ねてしまって、撮影チャンスやらかしたw
やっぱ3人組の人たちかなり迷惑で、川下りに日傘さそうとする時点で無視しして前に行けばよかったわw
内容自体は面白かったのにメンツがくそすぎだw— シバ☆マサ (@sibanonmasa) November 13, 2020
また、日傘の先が目線に来る場合があり、それが顔の前にあると、ある種の不快感を感じます。
傘先が目に入る危険性もありますしね。
背の低い人が日傘をさしていると目に入りそうで怖い 公共の乗り物の中でも畳んだ傘を振り回す婆さんとかが怖い 日傘をさして歩道を塞いで歩く人が邪魔 日傘は迷惑だからこの世から消えてほしい
— なつきベルージュUえがみ (@Akasihima) April 15, 2019
今日の晩ご飯はオムライスとサラダ、スープ。娘の体育祭の観戦で炎天下でバッチリと日に当たってしまい、日焼けしてしまって赤ら顔に。 一応日傘を持って行ったのですが、観客席が混んでいて差すと迷惑になりそうだったので「ま、いっか」と遠慮してしまいました。え~ん。(^^;)
— 片瀬久美子 (@kumikokatase) June 1, 2010
日傘で思い出したけど身長小さめ〜平均的な女性が私が避けようとしてるのにまっすぐこっち向かってくる人最近多いんですよね…がっつり目に刺さるから勘弁して欲しい
— 由貴( ˘ω˘)⛺ (@810×0) July 6, 2018
そのため、人が密集している場合は、周りに配慮して日傘を使うほうがいいと思います。
日傘を使うなら、ある程度、人の密度が低い場所で、通行を妨げないように気を使いましょう。
明るい日傘の色を迷惑に感じる理由
日傘には、さまざまな色があります。
特に女性の場合、かわいい色を好みます。
最近は、非常に高機能な日傘の生地が開発されています。
そのため、完全遮光の日傘であれば、好きな色を選ぶことができます。
ただ、日傘の色によって、周りに迷惑をかける場合があります。
特に、明るい色には注意が必要です。
明るい色は、紫外線を反射することで、紫外線を防ぎます。
さて、明るい色は太陽光を反射する効果があるのですが、その反射された光はどこに行くのでしょうか?
反射された太陽光は、その角度によって、さまざまなところに飛んでいきます。
つまり、頭上から日傘に降り注いだ太陽光を周りに拡散します。
そのため、周りに人がいれば、日傘によって反射された太陽光が降り注ぐことになります。
反射させてる当人はいいですが、太陽光を浴びせられる人にとっては、いい迷惑ですね。
また、太陽光には、直接太陽から降り注ぐだけでなく、空気中で拡散します。
空気中で拡散する光のことを、拡散光と言います。
散乱光とは、日光が空気中に含まれる無数の分子や粒子に当たり、あらゆる方向に反射する光のことです。
拡散光は、太陽から降り注ぐ直接光よりも紫外線が多くなります。
明るい色の日傘から反射された紫外線は、反射光として周りに降り注ぐだけでなく拡散光を増やします。
その結果、明るい色の日傘をさした人の周りに太陽光を振りまきます。
ただでさえ、人が多いところで嫌われる日傘。
周りに太陽光を振りまいて良いはずがありません。
ましてや身長の低い女性や子供が使うとなれば、下から反射するために周りの人はもろに太陽光を浴びてしまい迷惑に感じてしまいます。
そのため、周りに人がいる場所で使う日傘を選ぶ際は明るい色を避けましょう。
個人的には、色を吸収する黒色の日傘がおすすめです。
ちなみに、日傘の内側の色も黒色がおすすめです。
その理由は、黒色は日傘の内部に侵入した照り返し光を吸収してくれるためです。
周りに迷惑をかけず安心して使える日傘と使い方【まとめ】
みんなで日傘を心地よく使うためにも、人が密集してる場所での使用は避けましょう。
また、できるなら太陽光を反射する明るい色ではなく、太陽光を吸収する黒色を使って、周りの人に配慮をするのが肝要だと思います。
人の迷惑にならず、マナーを守って、お互いに気持ちよく日傘を使いましょう。
周りの人に迷惑ならない日傘はこちらです