雨の日に安心して使える晴雨兼用日傘の条件とは

雨の日に安心して使える晴雨兼用日傘と使ってはいけない日傘 日傘
雨の日に安心して使える晴雨兼用日傘と使ってはいけない日傘

日傘の目的は、紫外線から肌を守ることです。
そのため、完全遮光、一級遮光などに目が行きがちですが、もうひとつ便利な機能があります。

それが、晴雨兼用機能です。
特に、携帯性に優れた折りたたみ日傘の場合は、雨の日にも使えると非常に便利です。

ひとくちに晴雨兼用日傘と言っても、その機能はピンキリです。
中には、晴雨兼用日傘と言いながら、雨の日に使うと水が染み出す日傘もあります。

そもそも、、、

通常の日傘と晴雨兼用日傘の違いってなんでしょうか?

晴雨兼用の日傘は、雨の日に本当に使えるのでしょうか?

結論から言うと、通常の日傘と晴雨兼用日傘の違いは生地の耐水度で決まります。
また、『晴雨兼用』と書いてあれば、とりあえず雨の日でも使えます。

ただ、『雨傘』と同じように、どんな雨が降っていても安心して使えるかというと、一概には言えません。
晴雨兼用日傘にも、どんな雨でも安心して使える日傘とそうでないものがあります。

『雨傘』に使われる生地:撥水加工

傘の生地が雨や水をはじくのは、はっ水加工の効果です

傘の生地が雨や水をはじくのは、はっ水加工の効果です

ここでまず、『雨傘』について知っていただきましょう。

一般的な雨傘の表面には、『撥水加工』が施されています。
撥水加工は、JUPA(日本洋傘振興協議会)基準にしたがうと、最低でも『3級以上』の性能が必要です。
最高基準では、『5級』が必要となります。

違いをわかりやすくいうと、「同じ量の水滴がついた傘を、同じ力で振った際に、『3級』よりも『5級』の方が傘の生地に残っている水滴が少ない」ということです。

もちろん、『3級』だからといって、雨漏りしたり、生地から水が染みてくるわけではありません。
また、等級の差によって撥水機能が日傘の寿命とも関係がありません。

あくまでも、傘表面の水を弾く機能に優れているということです。
だから、傘の使用時というよりも使い終わった後に、どれだけ水滴を落としやすいかという機能です。

ちなみに、試験では5級の規定が『表面に湿潤および水滴の付着がないもの』とされていますが、実際に雨の日に使用すると少し水滴が残るようです。
つまり、実際に使用時より試験の環境の方が甘いということですね。

撥水加工に関しては、雨傘も晴雨兼用日傘も違いはありません。
3級以上であれば、使用時に問題ないので、片づける際の手間によってどの等級にするか選べばいいでしょう。
個人的には、あまり重要視しなくてもいいと思います。

『雨傘』に使われる生地:防水加工

一般的な雨傘の裏面は、『防水加工』が施されています。
これもJUPA基準によって定められており、耐水度試験によって判定されます。

U字のパイプに一方は、傘の記事を貼り、もう一方に水を入れて圧力を高めていきます。
私の拙い説明ではわからないので、下記のサイトを参考にしてください。

防水性試験には、「耐水度試験」と「はっ水度試験」の2種類があります。いずれも、傘生地に対する試験です。
引用元:消費科学学研究所・防水性試験とは

高い水圧に耐えられる生地が「優れた防水機能を持っている」と言えます。
つまり、大粒の強い雨が降ったときにも、生地に染み出してこないということです。

雨傘の機能として見たときに、撥水機能より防水機能の方が重要です。
いくら使用後に水滴を落としやすくても、傘をさしているときに雨が漏れてきては意味がありませんから。

雨傘と晴雨兼用日傘、用途によって変わる防水の基準値

実は、JUPA基準の防水機能は、雨傘と晴雨兼用日傘では差があります。

  • 雨傘 250mm以上
  • 晴雨兼用日傘 150mm以上

もちろん、数字が多い方が耐水性が高いということです。

なぜか晴雨兼用日傘の方が、雨傘より40%甘めに設定されています
晴雨兼用日傘に方が、多少雨が漏れてもいいということなんでしょうか。。。

撥水性の等級を書いてある傘は多いのですが、より重要な耐水度試験の結果が明記されない理由もよくわかりません。
もしかしたら、わかりにくいからか、高い数値が出しにくいか、コストが高いか、なんらかの理由はあるのだと推察します。

このことから晴雨兼用日傘に中には、雨傘より防水機能が劣る日傘が存在します。
このような晴雨兼用日傘を使うと、生地に雨がしみ込んだり、ひどい場合は雨漏れします。
雨の日に使用するなら、最低でも雨傘と同じ耐水性以上の晴雨兼用日傘を使いましょう。

究極の晴雨兼用日傘は、耐水度が驚異の2,200㎜

はっ水度4級、耐水度は2200mm以上の脅威の日傘

はっ水度4級、耐水度は2200mm以上の脅威の日傘

ちなみに、私も日傘を開発したのですが、4回目のバージョンアップ際に、以前よりもいい生地に変えました。
コストが上がったものの、その性能は日傘としてだけでなく、雨傘としても高性能だったからです。

撥水度はまあまあの4級ですが、耐水度は2,200㎜です。
検査所の方からも、「通常の雨傘で300㎜、厳しい目で500㎜なので、2,200㎜の生地は、耐水の面でとても優秀な生地だと言える」とお墨付きをもらえました。

まぁ、ここまで高機能でなくても、一般的な雨傘の耐水度300㎜でも通常使用できると思うので、晴雨兼用日傘を買う際に発売元に耐水度を聞くといいですよ。
よく雨に降られる人や雨漏りが不安な人は、できるだけ耐水度の高い晴雨兼用日傘を探したほうが良いでしょう。

耐水度2,200㎜を誇る晴雨兼用日傘について興味があれば、ここで詳しく説明しています。
耐水度2,200㎜以上の晴雨兼用日傘の詳細

雨の日に安心して使える晴雨兼用日傘と使ってはいけない日傘【まとめ】

・晴雨兼用日傘だからと言って、雨の日に安心して付けるとは限りません

・特に、耐水度が150㎜以下の晴雨兼用日傘は、危険です

・最低でも耐水度が250㎜以上の晴雨兼用日傘を使いましょう

・耐水度は、晴雨兼用日傘の発売元に確認しましょう

・雨の日でも安心して使いたい場合は、耐水度が高い晴雨兼用日傘を使いましょう

トップクラスの耐水度を誇る晴雨兼用折りたたみ日傘の詳細は、こちらです。
雨傘の9倍の耐水度をクリアした雨の日に安心して使える晴雨兼用日傘

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