最近、日傘をさす男性を頻繁に見かけるようになってきました。
巷では、『日傘男子』と呼ばれています。
この日傘男子、残念ながら、一部の人からは、「気持ち悪い」や「女々しい」といったネガティブな感情を持たれています。
でも、本当に気持ちが悪いのでしょうか?
女々しいのでしょか?
そもそも、このネガティブな感情はどこからきているのでしょうか?
むしろ、私個人としては、日傘男子はできる男だと思います。
日傘男子の評判
日傘男子にポジティブな感情とネガティブな感情を持つ人、双方の考えを調べてみました。その結果、むしろ『日傘男子』は、『できる男』とポジティブな印象を受けました。
日傘男子のことを「気持ち悪い」「女々しい」と考える人の理由は、、、
- 単純に珍しいので異質に感じる。
- 日傘は女性が使うものなのに、男が使うのは気持ち悪い。
- 日傘は美白のために使うもので、男が美白とか女々しい。
だいたいこんな感じです。
どれもその人の主観からくるもので、客観性も合理的な理由がありません。
むしろ、このような考え方は、今の時代にそぐわないと思います。
日傘男子が珍しいから、異質に感じるということは、人と同じことで安心するということです。
また、少数というだけで「違和感を覚える」ということは、合理的な思考ができず、周りがどうするかで判断しているということになります。
たぶん、こういう人たちって、女性がズボンを履き出したり、社会で活躍し出したときにも同じような違和感を持っていたのでしょう。
また、常に流行りにのっかり、自主性に乏しいタイプです。
日傘男子にネガティブな感情を持つ人は、自分で物事を考えて判断するのが得意でないような印象を受けます。
今は、男性でも化粧する時代です。
当然、美白を願う男性もいるでしょう。
一度、『日傘は女性が使うもの』をインプットされると、時代が変わっても古い考えが変わることがない、非常に頭の固い人だと言えます。
どれも多様性が受け入れられることが当然とされる今の時代には、合わない考え方です。
それに比べて、日傘男子は、周りの目よりも実利を重視するタイプです。
多少、周りから奇異の目で見られたとしても、それ以上のメリットがあれば行動します。
日傘男子は、自分の考えをしっかり持っていて、自分で判断できる人たちと言えるでしょう。
日傘男子が日傘を使うメリット
日傘の最大のメリットは、紫外線を防ぐことです。
特に、美白を願う人にとって、日傘は必須のアイテムです。
今まで、美白と言えば、女性特有の願いでした。
でも、今の時代、男性の中にも美白を望む人が増えてきています。
多様性が当たり前になっている現代では、男が美白を望むのは女々しいと感じるということは一方的な決めつけと言えるでしょう。
そこに合理的な理由はありません。
違う価値観を受け入れることができない頭の硬さ、心の狭さです。
そもそも、『日傘=美白=女性』としか考えられないのも、視野が狭い証拠です。
そもそも日傘男子にとって、日傘は美白のためだけに使うのではありません。
日傘男子が日傘をさす理由を調べてみました。
すると、
- 美白目的
- 日光による体調の悪化を防ぐため
- 汗を抑えるため
- 子供のため
という意見が多く見受けられました。
美白目的で日傘を使う
紫外線量は、将来にできるシミの量と比例します。
シミができると老けて見えます。
また、紫外線を浴びると肌にダメージが蓄積されます。
肌に紫外線によるダメージが蓄積すると、老化現象が加速して、シミだけでなくシワ、たるみなど多くの肌荒れに悩むことになります。
そのため、日傘で紫外線を防ぐことが必要になります。
だから、日傘を使うことで若々しい肌を保つことができます。
これは、身だしなみを整えるのと同義ですね。
それに、女性だけでなく、男性だって若く見られたいと思うのは当然でしょう。
日傘で体調悪化を防ぐ
私たち人間は、温度の変化に敏感です。
それは、体温の変化でも分かります。
平熱からわずか4度程度、上がるだけで死ぬほど苦しむことになります。
5度以上上がれば、命にかかわります。
そのため、毎年、熱中症で亡くなる方がいます。
2018年度は、635名の方が熱中症で亡くなりました。
このように、日光を浴びることで、体温が上昇することは、非常に体に悪いのです。
また、体質によっても変わります。
私は、極端に太陽光に弱い体質です。
30分ほど太陽光に当たると、グッタリしてしまいます。
また色白なのですぐに日焼けをしてしまい、去年の夏も大変なことに…。
日焼けをすると、かなり熱が上がり、体調も最悪です。
これは、体質の違いで、日光を浴びても元気いっぱいな人には絶対に分からないと思います。
私のような体質の人間にとっては、強い日光は毒です。
だから、日傘によって紫外線の害から身を守ることは当然の行為です。
日傘で汗を抑える
太陽光を浴びると、体温が上昇します。
体温の上昇に伴って、汗をかきます。
汗をかくと、菌が繁殖します。
繁殖した菌がニオイ物質をつくります。
ニオイ物質が作られると、体が臭くなります。
体が臭くなると、周りに不快感を与えます。
そのため、人と出会うときは、できるだけ汗を抑えたいものです。
だから、日傘で体温を下げることで、汗を抑えることは大きなメリットになります。
特に、外回りの多い仕事に有効です。
営業などの外回りでお客さんと会うときに、汗でビショビショで、汗臭い状態だと相手に不快感を与えます。
相手に不快感を与えることが仕事に有利になるわけがありません。
汗をかくことは生理現象なので仕方のないことですが、汗だくになって、汗臭い姿に好感を抱く人は少ないでしょう。
特に、男性の場合は、40歳を超えると加齢臭と相まって、体臭がきつくなります。
ただ、体臭は自分では気づきにくく、人からも指摘されないんですよね。
だから、無自覚に周りに不快感を与えることになります。
また、気づきにくいので改善も困難です。
だからこそ、日常的に汗を抑える工夫をしたいものです。
日傘で汗を抑えることは、相手への気遣いでもあり、そこまで相手のことを思いやる人は仕事もできる人です。
日傘男子は相手の立場になって配慮ができる大人です。
ちなみに、日傘でどれだけ温度が下がるかを試してみました。
その結果は、日傘を使うことで、なんと12度も下がりました。
40歳以上の男性で体臭が気になるなら、温度が12度下がる男性用日傘をおすすめします。
子供を太陽熱から守るために日傘を使う
日傘を子供のために使う日傘男子もいます。
これは、子供を持つ親、特に男の子がいれば想像しやすいと思います。
私も5歳になる息子がいます。
春~夏の公園は私にとって地獄ですが、息子にとっては楽園です。
遊び始めたら止まりません。
そのため、機会があれば公園に連れて行くのですが、いくら子供が楽しそうでも、私にとっては灼熱地獄です。
だから、日陰のある公園に連れて行きます。
基本、私は日陰で待機しています。
日向に出てもせいぜい10分ほど一緒に遊んで、日陰に避難します。
そして、体力を回復して、再度、10分ほど遊びます。
その繰り返しです。
子供はというと、木陰で休憩させようと思っても、なかなか応じてくれません。
目の前に楽園が広がっているのに、木陰でじっとしてるなんて苦痛以外の何者でもないようです。
烈火のごとき日差しの中を、満面の笑みを浮かべて、爆走しています。
でも、日傘男子のお父さんたちは、日傘をさして子供の側にずっといます。
子供が暑そうなら、そっと日傘を差し出して影を作ります。
私なら、日陰まで子供を呼びつけます。
どちらが子供を強い日光から守れるかはいうまでもありません。
また、子供が疲れて抱っこするときにも、少々困難ですが日傘をさすことで、疲れた子供の体を直射日光から守ることができます。
こんなことをいうと、「甘やかしすぎだ」という人がいるのですが、今は、私たちが子供の頃よりも、気温も日差しも強くなっています。
コンクリートの地面やビルも増えて、紫外線を浴びる環境が増えています。
だから、親として少しでも子供の身を守ることは、決して甘やかしすぎだと思いません。
また、「子供なんて帽子を被らせておけばいいんだ」という人もいます。
これも、無知な人の典型です。
たしかに、直射日光から頭部を守ることはできます。
ただ、帽子は頭部と密着しているために、日傘と比べて、非常に高温になります。
また、日外線から体を守ることはできません。
せいぜい頭部と顔の一部です。
帽子だけで、子供の体を日光から守ることはできないのです。
だから、日傘は子供の体全体を紫外線から守るのに最適なアイテムです。
日傘男子は、子供を守る素晴らしいお父さんだと思います。
【まとめ】日傘男子が「キモイ」と言われても日傘を使うメリットとは
今回、双方の意見を調べてみて、『日傘男子』の方が、合理的で納得性がありました。
美白だけでなく、体調管理、周りへの配慮、子供への気遣いなど、男性が日傘を使うメリットはたくさんあります。
逆に、『日傘男子』を揶揄する人たちは、主観が強く、頭が硬く、思考力に乏しく、経験不足からくる無知のように感じます。
あなたは、どう感じるでしょうか?
私は、『日傘男子はできる男』だと確信しました。
そんな『できる男の日傘男子』に使ってほしい質実剛健の日傘です。
・紫外線を完全に防ぐ完全遮光効果
・携帯しやすい折りたたみタイプ
・カーボンファイバーを使っているので、軽量・長寿命
・雨傘より雨に強い晴雨兼用効果
・照り返しを吸収するため日傘の内側は黒色
機能性を重視する男性にピッタリです!