日傘をインターネットで購入する場合、あなたは何を参考にしますか?
特にこだわりがなければ、大手ショッピングモールの『日傘おすすめランキングサイト』を参考にする人が多いのではないでしょうか。
その『日傘おすすめランキングサイト』、どういう基準でランキングされているか知っていますか?
実は、『日傘おすすめランキングサイト』は、あまり参考になりません。
日傘おすすめランキングサイトは、パクリサイトばかりの理由
Googleで『日傘 おすすめ ランキング』と検索すれば、無数のサイトが並びます。
このようなサイトの構造はどれも大差ありません。
最初に、ランキングにかかわる要素について説明が書いてあります。
その後、おすすめする日傘をランキング形式で並べています。
ランキングは、サイト制作者が任意に設定したポイントによって決められています。
日傘に詳しくない人でも分かりやすく、ランキングの信頼度を高める構造になっています。
だいたい、日傘おすすめランキングサイトは、このような作りになっています。
その理由は、SEOに有利だからです。
SEOとは、検索結果にサイトを上位表示する手法です。
どんな優れた商品を作っても、人の目に留まらなければ意味がありません。
インターネットの場合は、検索をしたときにサイトが上位表示されていなければ、商品は売れません。
具体的には、「日傘おすすめランキング」というキーワードで検索した時に、1位表示されるのが理想です。
だから、みんなランキング1位を目指します。
ランキング1位のサイトの参考にします。
ランキング1位のサイトの真似をします。
こうして、どれもよく似た作り方のサイトが量産されます。
本来、インターネットの良さは、いろいろな情報を集められることです。
でも、最近は、SEOを重視して、お互いパクリあってるサイトが増えています。
そのため、どの日傘おすすめランキングサイトを見ても、よく似たサイトばかりで、あまり参考になりません。
日傘おすすめランキングが、無駄な理由
日傘おすすめランキングがパクリ合うおかげで、似たサイトばかり。
日傘を探している人にとっては、困ったものです。
さらに、困ったことに日傘おすすめランキングがどんどん増えています。
当初は、ランキングベスト5ぐらいと記憶しているのですが、その後、ベスト10、さらに、ベスト20、ついにベスト30を突破。
今後、どこまで増えていくのでしょうか?
ランキングベストがどんどん増えていくのもSEO効果を高めるためです。
一般的にGoogleは、有用な情報を検索結果の上位に表示します。
Googleが上位に表示する要素はいろいろあるのですが、その中に情報量があります。
文字数が多く、長文記事が優遇される傾向にあります。
その結果、文字数を増やすために、どんどんランキングベストを増やすサイトが増えてきました。
そもそも、ランキングサイトは、お互いにパクリあってるので、差が生まれにくくなっています。
だから、その差を強制的に生むために、文字数を増やします。
文字数を増やすために、ランキングを増やすというわけです。
『日傘おすすめランキングベスト30』なんて、もはや『おすすめ』でも『ベスト』でもありません。
30位にランキングされている日傘なんて、だれが買うのでしょうか?
当然、このようなランキングの多いサイトはあなたにぴったりの日傘を探す参考にはなりません。
日傘おすすめランキングは、一体、誰がおすすめしてるのか?
まれに個人がオススメしているランキングもあるのですが、多くは、誰のおすすめなのか、そして、どういった理由で勧めているのかはわかりません。
私は自分で日傘を作る際に、いろいろと情報を集めていた時期がありました。
その時も常に不思議でした。
たとえば、検索上位を占める大半は大手ショッピングモールで、1位から順番に並んでいるのですが、その根拠がよくわからないのです。
- 売れた数量なのか?
- レビューの評価なのか?
- 社内の人が実際に試した結果なのか?
- もしくは、複合的に要素を掛け合わしてあるのか?
- 評価する期間は、発売されてからずっとなのか?直近3ヶ月なのか?
さすがに適当にランキングを決めているのではなく、何か評価基準があるとは思いますが、どこにも書いてありません。
もしかすると、評価基準を開示すると、出店者がそれを悪用して上位表示される可能性があります。
そうなると本来のおすすめランキングとは呼べない、むしろ、見ている人に害になる可能性があるからかもしれません。
でも、評価基準がわからないと見る方も困惑します。
とてもじゃありませんが、根拠のない日傘おすすめランキングは信用できません。
あんたの美白を守るために役立つ日傘おすすめランキングの根拠
ただ画一的にランキングを決定するのは、かなりの無理があります。
使う環境やその用途、誰がいつ使うのかなど、使う側の条件が多岐に渡っているからです。
ですから、本当に役立つ日傘のおすすめランキングは、消費者の望む要素を細分化したものだと思います。
例えば、日傘の購入の際に、選択する要素があります。
など。
例えば、この場合だと1〜4までは、数値化が容易なために簡単にランキングができます。
5のブランドは、そのまま名称を表記するだけです。
6の見た目のかわいさ・高級感・オシャレ度は、ちょっと難しいですが、色や外見などである程度、選別できます。
売れた数と満足度を掛け合わせば、信頼度の高いランキングができるのではないでしょうか。
7の雨にも使えるか?に関しては、2つの指標を参考にすれば簡単です。
一つは、『撥水度』。
『撥水度』とは日傘の生地が、どれだけ水を弾くかを数値化したものです。これは等級が1級〜5級まであり、数字が大きほど優れています。日傘の場合は、3級以上という規定があるので、3級〜5級をランキングすればいいと思います。
ただ、要素が3種類なので、同率順位が多くなるのが弱点です。
これに、もう一つの要素『耐水度』と掛け合わせばいいと思います。
『耐水度』とは、日傘の生地がどれだけの水圧に耐えて、水漏れを防げるかと数値化したものです。雨傘なら250mm以上、日傘の場合は150mm以上と定められています。これも数値が高いほど、耐水効果があるということです。
多くの雨傘は、300mm程度の厳しい条件でも500mm程度です。
ちなみに、手前味噌になるのですが、私は耐水度2,200mm以上という高機能すぎる生地を使った日傘を開発しました。
このように、耐水度は撥水度よりも幅があるので、ランキングしやすいと思います。
撥水度や耐水度については、詳しくこちらにまとめていますので、読んでいただくとわかりやすいと思います。
8の長く使えるか、も大切な要素です。
いくら安い日傘でもすぐに壊れては、ゴミになるだけです。
しっかりと長い期間使える寿命の長い日傘を希望している人は多いのではないでしょうか?
ただ、これを検証するには、かなりの時間が必要になりますが。
9の照り返し対策も重要です。
太陽光は、地面や建物に反射して、日傘の内側に侵入してきます。
そのため、表面だけでなく、日傘の内側の色も重要になってきます。
これは、紫外線を測るセンサーがあれば、簡単に計測できます。
日傘おすすめランキングサイトより、自分で情報を集めることをおすすめします
日傘おすすめランキングサイトの大きな問題は、客観的な日傘の情報が、ほとんど公開されていない点です。
サイト制作者の主観的な基準で評価された情報ばかりです。
一見、分かりやすく有用に見えるのですが、適当に決められたものがたくさんります。
分かりやすいのはいいことなのですが、ランキングの中身が空っぽなのは困りものです。
だから、自分で自分に合った日傘の情報を集めることをおすすめします。
ブランドものの日傘なら、そのブランド名から検索して日傘を探せば見つかります。
かわいい日傘なら、画像検索して、写真で判断すればいいでしょう。
ただ、紫外線をカットする効果や軽さ、大きさなどは、しっかりとサイトの情報を吟味する必要があります。
不明な点は、販売元が、その情報を持っているので、聞けば答えてくれるはずです。
少し面倒かもしれませんが、日傘に機能性を求めるたるなら、安易にランキングサイトに頼るより、面倒でもご自身で探すことをおすすめします。
そのほうが、あなたの美白を守ってくれるベストな日傘が見つかりますよ。
PS:
日傘ランキングサイトでは、無名ですが累計8,955本売れた日傘について詳しく説明しています。